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PERFORMING ARTISTS
Tele
Tele
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Kitaro Taniguchi
Kitaro Taniguchi
Arranger

Lyrics

[Verse 1]
君からする死の匂いは
焼きたてのパンに少し似て、
トースターの底、溜まっていた思い出を愛し損ねている。
[Verse 2]
忌諱からくる庇護し合いは外来の花が育つようで。
水面を全て埋め尽くした。
美しく、息が、詰まる。
息が詰まる。
[Verse 3]
日々、絡まる譲り合いはコンセント積もる、埃の匂い。
ある朝全てがなくなってしまっても、
多分いいんだろう。
[Verse 4]
木々さざめく庭の端で、
爪先立ちを繰り返す。
諦めた後啜る珈琲は、少し甘い。
[PreChorus]
ダクトに流れる暮らし≒額縁の中にしまう後悔。
[Chorus]
馬鹿げている世界を、
踏み越える度に悲鳴が響いた。
解けてゆく。
君の身体、心も、
包帯のようだった。
[Verse 5]
鞄の中、溢れていた水筒に肩を落としながら
ガードレールが1-1
ゴールの旗を目指していた。
[Verse 6]
煙が昇って行く。
諦めたあと啜る珈琲は
少し甘い、少し甘かった。
[Bridge]
割れた電球の破片を金属バットで端にやる。
階段に座り、眠りにつく。眠りにつく。
明日また、僕じゃないといいな。
明日には、僕じゃないといいな。
ぐにゃりと歪んだ、足元の何か。
[Chorus]
馬鹿げている世界を、
踏み越える度に悲鳴が響いた。
解けてゆく君の、
結び目に僕はなれやしなかった。
馬鹿げている世界を、
振り返る度にケラケラ笑った。
ふざけている。
未来は、生き延びた灰の溜り場じゃないんだ。
ささくれだつ、君が優しさと呼んだ硝子を飲み込んだ。
[Outro]
飲み込んだ。
Written by: 谷口喜多朗
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