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PERFORMING ARTISTS
Tele
Tele
Vocals
COMPOSITION & LYRICS
Kitaro Taniguchi
Kitaro Taniguchi
Songwriter

Lyrics

[Verse 1]
君の悲しみを知らない、それすら喜びの朝も知らない
風が吹き、君は立つ、退屈な日々の折へと
[Verse 2]
誰かが君のこと憎む朝
残念ながら君はよく目覚め
歳を経て女優へ化けていく友を思い出して泣いている
湯気が上ってく七時過ぎ
暗転する視界にもう慣れて
星を見上げてるニシンのよう、君は今日に生きてる
[Verse 3]
小っ恥ずかしくて言えない程
夢の中で笑っていた
海抜の低いこの町で君は海を許せない
[Verse 4]
珊瑚礁にばっかり愛注ぐ
端的に言えば馬鹿げてる
窓に線を引く東京タワーは恋を知らぬまま
誰かの視線が気になって
ボタンの一番上閉める
爪先を踏んだアイツの着ているスーツを忘れるな
[Verse 5]
「あなたによく似た人を私、この町で今も探してるの。」
陳腐なセリフが吐けたもんだ
ほら、緞帳が上がるよ
[Verse 6]
君の悲しみを知らない
それすら喜びの朝も知らない
絶望を乗り越えた先には退屈な生活が待ってて
風はまだ少し冷たい、起き抜けに飲んだソーダの輝き
辺境へ変わってく都市に僕たちの居場所などないと思っていた
[Verse 7]
同じ部屋で生きる僕ら
誰一人同じ瞳などなく
浅ましいほどに個性的で
悩ましいほどに無個性だ
[Verse 8]
それじゃあまだ風はうるさい?
君の喉の奥を深く刺すかい?
さらしもの。美しい愚者よ
ただ生きよう、どうにせよ僕ら醜いから
[Verse 9]
だから人は君を思い
優しさを覚え、もう少し明日を生きてみる
憐憫なマネキンの海を流されて君は生きる
僕はただ愛していたい、それでも知ることもおよそあるまい
絶望を乗り越えた先の
退屈で厳かなあなたの溜息を
Written by: 谷口喜多朗
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