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PERFORMING ARTISTS
Tele
Tele
Vocals
COMPOSITION & LYRICS
Kitaro Taniguchi
Kitaro Taniguchi
Songwriter

Lyrics

[Verse 1]
改札を抜けて、石楠花の街へ。
どこへゆけば良いのか僕だけが迷っていた。
[Verse 2]
教室の隅で漫ろに憂いて、気づけば陽が暮れてた。
よだれの河干上がって。
[Verse 3]
僕の悲しみに名前をつけるな!
[Verse 4]
塞ぎ込んでたら動き出した。理由も特にないままで。
動き出した隣人は皆、考えなど何もなく見えて。
[Verse 5]
立ち止まって祈るだけで
いつの日か救われるわけないだろ。
君がこけなきゃ何も起きない。
案外、単純で退屈なコメディ。
[Verse 6]
大事なことだけするりと忘れて
今日の僕は何を成し遂げただろうか。
洗濯物の山が崩れる。
[Verse 7]
理科の久保爺が褒めてくれた日を
燃やして、暖をとってさ。
何もかもやり過ごしたいんだ。
[Verse 8]
安くて味の濃い何か、僕は飲み下して眠った。
[Verse 9]
叫び声がまだ止まないんだ。
心臓は僕を笑っていて
転げ落ちた僕を見下ろす。
同情なら猿にくれてやれ。
[Verse 10]
僕はどうしてここに立ってて
言いようのない悲嘆に沈んでるの?
シャツの穴から覗く浮世を
間抜けな顔で生きるコメディ。
[Verse 11]
フライパンで僕を引っ叩いて
ペラペラになって風に舞わせて
早くもってこいよロードローラー。
ベタなバナナも悪くない!
哀愁なんかで騙さないで
慣習ばっかで嫌んなんね。
口論ばっかにたよんないで
全て喜劇に変わるはずなんだ。
そんなわけがないけどさ。
[Verse 12]
塞ぎ込んでたら動き出した、理由も何もないままで。
動き出した瞬間だけは、心臓は僕のものになって。
息が切れたら、足がもげたら、逆立ちで唾を吐いて進め。
動き出した瞬間、僕を指差して笑え阿呆どもよ。
[Verse 13]
僕はこうして、腰曲がって
悪態をついて、孤独になって、死ぬんだろな。
構わないけど少し寂しい。
結局さ、仕方なく生きるコメディ。
Written by: 谷口喜多朗
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