Lyrics
[Verse 1]
眠い目こすって午前四時 始発電車を
人影まばらなホームで僕は待ってる
何度も夢に敗れて 裏切られて
そしてここへ辿り着いたんだ
[Verse 2]
疲れた顔のサラリーマン 鳴らないケータイ
一人寂しく見つめてる華奢な女の子
みんな何処へ行くんだろう? 何処へ帰るんだろう?
そこへ安らげる居場所はあるのかい?
[Verse 3]
誰のせいでもないのに被害者気取っていたのは
きっと自分の弱さを認めたくないから
でも頑張れって言葉より 頑張らなくてもいいよって
君が言ってくれた時 涙溢れました
[Verse 4]
静寂の中 夜明けと共に電車はやってきて
繰り返すだけ それだけなのに僕はなぜ待ち続けてるんだろう
[Verse 5]
急ぐ理由はないけれど僕は何度も
時計の針を気にしては溜め息をつく
一体どこで間違った? どこで諦めた?
巻き戻すためのボタンがあればなぁ
[Verse 6]
無機質なアナウンスが電車の到着を告げる
気がつけばもう世界は動き始めていた
ほらこんな汚れた街にも 綺麗な朝日が昇って
望んでもない希望を今更見せつけた
[Verse 7]
静寂の中ドアが開いた 本当はとても怖いんだ
これに乗ればそうまた同じ日々
わかってる このままじゃダメだって
[Verse 8]
埃まみれの夢のかけらがポケットの中から落ちた
それは小さく でもまだ僕を信じてこんなに光ってる
忘れていたんだ 本当にごめんよ 慌てて僕は飛び出した
誰もいなくなったホームで一人 朝焼けに染まった街を見てた
Written by: 松本俊