Credits
PERFORMING ARTISTS
Tele
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Kitaro Taniguchi
Arranger
Lyrics
[Verse 1]
10時半に寒気がして、5分後に飛び起きました。
もうとっくにも蛻の殻に変わった集積所。
手を引いて帰りたがった園児の母は泣きました。
予鈴の残響が重なり響いた。
[PreChorus]
無関心な、ままならん、
僕たちはカサンドラ。
15分遅れの電車に乗り込み目を閉じました。
[Verse 2]
1000年後にゃ骨もなくって、
名前すら残らぬ阿呆に労働の在り方を説かれちまった。
同様に僕の書く音楽も、恋人に投げかけた言葉すら、
1000年経ちゃヘドロにすらなれなくて
[PreChorus]
不安なんだ、全てが。
僕たちはカサンドラ。
無関心なまま、ただ、それでも僕らは願った。
[Chorus]
下手くそな影法師、僕たち光に追いつけない。
また陽が地面に押し付ける。
影法師、何かにならないと
居場所無いからさ。
さあ、ねえ踏み潰して。
ほら、正しく踏み躙って。
[Bridge]
愛想笑い、心遣い、模倣すらも上手くいかず
手繰り寄せた蜘蛛の糸が爪の先に強く刺さる。
あれはなんだ。
あれはなんだ。
あれは、雛だ。
空を待てず、喘ぎ、転げ、そしてぺっしゃんこになった。
[Bridge]
待ち望んだ遊覧船、臍を出して踊る愚生。
終点へ、終点へ、
橋の下も風は通る。
沖の潮目手を伸ばして引き込まれた底で気付いた。
それは砂糖がいいな、きっとざらめだ。
君は僕の髪をくちゃりくちゃり噛み続けた。
[Chorus]
下手くそな影法師、僕たち光に追いつけない。
また陽が地面に押し付ける。
ほら影法師、何かにならないと
居場所ないからさ。
さあ、ねえ踏み潰して。
ほら、正しく踏み躙って。
[Outro]
本当はこのままで。
本望はこのままで。
Written by: 谷口喜多朗