Lyrics

ヘリウムガスを入れ忘れた
あの風船みたいに
私はどこにも飛べなかった
どこにも行ける気がしなかった
羽を怪我した小鳥みたいに
私はあの子を羨ましがった
あの子の羽が欲しかった
 
夢を見ることも希望を語ることも
できないのはしたくないのは
大人に否定されるのが怖いだけだったんだ
 
風船が割れる時みたいに
大きな音を立てて感情が
うわっと飛び散ったんだ
そこら中に私の色が
溢れ出してもう止まらないんだ
私は私の気持ちを強く
守っていくから
もう少し君の色も見せて
 
好きな色はなんだっけと
思い出せなくなるくらい
追い詰めないで自分のこと
もっと可愛がってあげたいよ
本当に忘れて欲しくないもの
私はあの子に教えてあげるの
真っ赤な夕焼けのこととか
 
好きだということも大切にすることも
できなかったのはためらったのは
なくなってしまうことが怖いだけだったんだ
 
目覚ましの曲が鳴る前に
今日はなぜか目が覚めたんだ
胸が高鳴ってた
これが私の音だ
君にも聴いて欲しいから
もっと耳を澄ませてみて
大切にするから
君の音も聴かせて
 
素顔を隠して出会ったけれど
きっと誰よりも分かってるよ
あくびの止まない満員電車も
うたた寝しながら受ける授業も
難しい英単語や歴史家の名前も
知らないけど
君のことはわかるよ
 
風船が割れる時みたいに
大きな音を立てて感情が
うわっと飛び散ったんだ
そこら中に私の色が
溢れ出してもう止まらないんだ
私は私の気持ちを強く
守っていくから
もう少し君の色も見せて
 
君の色が見てみたいの
Written by: SORA
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