alchemy

頷いてしまえば また息ができない方に

確からしい魔法はもうすでに解けていたり

どうしようもない事で いつも通り

ふとよぎった話 光る窓に

誰かが誰かに捧ぐ愛がある

遠く他人事の夜を過ごした

ひらけた空に目を逸らす 酸い味香る涙にじむ

振り払った手 からみついた跡をふと思い出す

さらした肌に陽が当たる

すれ違いだからわかりあえる

ゆるんだ口元「今日は何食べようか」

誰かの愛と通じ合って

少しだけ気づける日々のきらめき

浮かんでは消える街灯り

ほのかに甘く優しい

全てどこか別の話で

いつも君の隣にある話

くだらない妄想も笑って

ただ君の声も聴こえる??

俯いた窓の中で息ができますように

確かな魔法だけを探して ひとりきり

のばされた手 不思議傾ぐ このきらきらも影はある

思い悩んだり比べてきた日々もどこかに続く

解き放つための場所がある

いつかの痛みも 君だけの楽しいに作り変える

誰かの愛と通じ合って

一人で沈む夜もただ色めき

浮かんでは消える街灯り

なめらかに映える輝き

全てどこか別の話で

いつも君だけに向けたお話

くだらない妄想も笑って

また君の声も聴こえる

君がまだ続けているなら

どんな場所でも生きていける

空がひらけていくのを今

見上げる 想う

いつか会えなくなるとしたら

どんな顔で君を迎えよう??

そんな繋がりのその隙に僕はいる