Ad astra

空白の増えた街と少し濃くなる空の青

寂しい夜が寂しい夜のままあるだけだった

何拍かズレた足と忘れられないその手のひら

守りたかった守れなかったもう戻らなかった

息苦しいくらい暗い 吸う再度 誓った愛

吐き出してくれともう言えないんだね

飛び立ったアストラ あなたはもういないが

いつかまた会えたら今日のこと聞いてよ

いつだったか忘れたがあなたが僕にくれた

いつかまたの続きでなんとか息をする

息を吸う

空白を埋めたがったペンと余白だらけの手帳に

今はもうなくとも確かにある日々だった

早足で歩いていく 引き止められることもなく

戻れないんだ だから逃げるように進んでいくんだ

飛び立ったアストラ あなたはもういないが

いつかまた会えたら今日のこと聞いてよ

いつだったか忘れたがあなたが僕にくれた

いつかまたの続きでなんとか息をする

息苦しいくらい暗い 吸う再度 誓った愛

吐き出してみてももう言えないんだね

いつだったか忘れたが あなたが僕にくれた

いつかまた会えたら

飛び立ったアストラ あなたはもういないが

いつかまたの続きでなんとか息をする

空白の増えた街で日々薄くなるあなたの声

寂しい夜が寂しい夜のままあるだけだった