Lyrics
[Verse 1]
虹を作ってた 手を伸ばしたら 消えてった
ブリキのジョウロをぶらさげて 立ち尽くした 昼下がり
名前があったなぁ 白くて 背の高い花
視界の外れで 忘れられた様に 咲いてた
[Verse 2]
色褪せて 霞んでいく 記憶の中 ただひとつ
思い出せる 忘れられたままの花
[Verse 3]
いつだったっけなぁ 傷を濡らした あの日も
滲んだ景色の中で 滲まずに 揺れてた
いつだったっけなぁ 自分に嘘をついた日も
正しいリズムで 風と唄う様に 揺れてた
[Verse 4]
いつの日も ふと 気付けば 僕のすぐそばで
どんな時も 白いまま 揺れてた 誰のタメ? 何のタメ?
[Chorus]
生きていく意味を 失くした時
自分の価値を 忘れた時
ほら 見える 揺れる白い花
ただひとつ 思い出せる 折れる事なく 揺れる
[Verse 5]
虹を作ってた 一度 触れてみたかった
大人になったら 鼻で笑い飛ばす 夢と希望
ところが 僕らは 気付かずに 繰り返してる
大人になっても 虹を作っては 手を伸ばす
[Verse 6]
幾つもの景色を 通り過ぎた人に 問う
君を今 動かすモノは何? その色は? その位置は?
[Bridge]
夢なら どこかに 落としてきた
希望と 遥かな距離を置いた
ほら 今も 揺れる白い花
僕は気付かなかった 色も位置も知っていた
[Verse 7]
虹を作ってた いつしか花は枯れてた
視界にあるのは 数えきれない 水たまりだけ
大事な何かが 音も立てずに枯れてた
ブリキのジョウロが 涙で満ちてった
[Verse 8]
まだ
[Verse 9]
虹を作ってる すがる様に繰り返してる
触れられないって事も 知りながら 手を伸ばす
名前があったなぁ 白くて 背の高い花
枯れて解ったよ あれは僕のタメ 咲いてた
[Verse 10]
気付くのが 遅くて うなだれた 僕の目が
捕らえたのは 水たまりの中の 小さな芽 新しい芽
[Verse 11]
生きていく意味と また 出会えた
自分の価値が 今 生まれた
[Verse 12]
枯れても 枯れない花が咲く
僕の中に深く 根を張る
[Bridge]
ほら ここに 揺れる白い花
僕は気付かなかった 忘れられていた名前
僕の中で揺れるなら
折れる事なく揺れる 揺るぎない信念だろう
Written by: 藤原基央