Lyrics

[Verse 1]
かける はねる
真澄の空に手をかざす
喝采と悪口が
代わるがわる血を注ぐ
[Verse 2]
つねる かわす
好き合うものに日が暮れる
互いの生傷を
薄暗に伏せている
[Verse 3]
歌が唇を 伝うほどに
手を取りて消えて行く
手を取り君たちは
[Verse 4]
ひかる はぜる
雨粒のように酒が降る
礼には及ばぬと
傘を託し去る男
[Verse 5]
みだる まざる
知らぬ祈りに血がたぎる
各都市の私が
呼び合うようにいくさ場へ
[Verse 6]
歌が唇を 伝うほどに
手を取りて消えて行く
手を取り君たちは
手を取りてどこかへ
[Verse 7]
酔うほどにさまよい
突き飛ばしあって歩きました
よろめき踏み入れた線が国境だと
わかった時にはもう一里もニ里も先にいました
前線異常無し
旋律 多く閃きたり
歌います、こうです!
歌います、こうです!
[Verse 8]
まわる はじく
風吹く度にビルが建つ
夕やけがザジみたい
腹決めた子供みたい
[Verse 9]
歌は唇を 伝うほどに
結ばれて消えてゆく
その霞を食べている
[Verse 10]
きたる黄昏に ドアを閉めて
手を取りて消えよう
手を取り俺たちは
手を取りて消えてゆく
手を取り俺たちは
手を取りて消える
Written by: Orisaka Yuta
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