春に落ちて

ザラつく世界には

私の居場所なんてなかった

壊れて爛れた視界の先に

君の温度があった

迷いながらそっと触れてみたの

溢れて痛いほど

私が大嫌いな私を愛してよ

君が嫌いな君を離さないよ

悲しくなるくらいに冷たい空

君が想うよりもっと強く抱きしめて

Ah-ah 融けるように

春に落ちてく

焼け付く記憶の中に

誰かの笑顔なんてなかった

狂って歩いた世界の先に

君は居てくれるのかな

走って行くよ

(Ah-ah, ah-ah, ah-ah-ah-ah-ah)

(Ah, ah-ah, ah, ah-ah, ah, ah-ah, ah-ah-ah)

酷く歪な私を曝け出して

何もかも全部残さず君にあげる

何かを忘れて

何かを失くしながら

一人になる前に

(Ah-ah-ah)

深く深く君を刻み付けて

壊れながらずっと泣いていたの

渇いて痛いほど

擦り切れるくらいに触れたくて

私はただ重ねる言葉だけじゃもどかしいほど

どれだけ近づいても足りないから

少し痛くてもいいからきつく抱きしめて

Ha-ah 君の中に溶けてゆくの

私が大嫌いな私を愛してよ

君が嫌いな君を離さないよ

悲しくなるくらいに冷たい空

君が想うよりもっと強く抱きしめて

Ah-ah 春の中に

君と落ちてく