Lyrics

[Verse 1]
白く煙った雨上がりの静けさ
古い映画の中
オリーブ色のトレンチコートとハイヒール
ラストシーンの後ろ姿
[Verse 2]
青く染まった待ち合わせの夕刻
暗いガス灯の下
週末のオフィス街
誰もいない
銀色の腕時計の針は チッチッチ
今夜は秋の終わり
[Verse 3]
唇から漏れたサンセリフ書体の
悲しげな言葉を残したまま
季節が巡るたびに思い出すでしょう
12月の毛皮のコートの様な
雪の上をもう二人はきっと歩けない
さよならは言わないわ
秋の終わりに
[Verse 4]
霧雨に包まれて消えてゆく君と
ビルディングの隙間で夢を見てた
このままでいたいけど恋は終わるのね
透明なエレベーター 二人を降ろして
次の朝を迎えれば
摩天楼に映る
短いエンドロール
[Verse 5]
光るガラスの月も霞むアルファ都市
赤い丸ノ内線
今夜の冷たい濃霧に滲んだ恋模様
ラストシーンを巻き戻した
Written by: 染谷大陽, 榊原香保里
instagramSharePathic_arrow_out