Lyrics
[Verse 1]
カレンダー残ったままの誕生日
名前は潰してしまっただけどさ
しつこく残った笑顔や優しさが
消しゴムじゃ消えない
湿気った硝子のような関係
ヒビ入らないように
飛び散らないように
覆って庇って守った優しさが
後ちょっと割れない
夜の道ひとりきり
街は僕を揶揄って
冷たさが尋常じゃないほど
吹き付けて喧騒も
聞こえなくなってしまった
[Verse 2]
部屋に残ったままの生活
はじっこたもって
過ごしただけどさ
時間で積もって溜まった思い出が
ゴミ箱に落ちない
朝の街ひとしきり
君の事をただ探して
僕だけが知ってるその声は
空が色づいた頃に遠ざかって
君にとって僕は
どんな存在だったの
教えて教えて教えて
僕にとって君は
愛おしいというか
なんというか
分からないな
感情の名前が
今宵も君の
上書き試すの
消せないよ
落ちないよ
解けないよ
消えたいよ
ねぇねぇねぇねぇ
[Verse 3]
君はいつだって一等星
変われない僕は劣等星
壊れない愛にくっついて
悩みも痛みも押付けた
あどけない恋の最終回
エンドロールの記憶なんて
とうに忘れたはずなのに
君にとって僕は
どんな人間だったの
忘れて忘れて忘れて
僕にとってこれは
悲しみというか
なんというか
分からないな
時間の名前が
明日も君を
誰かに重ねて
足りないよ
泣きたいよ
切れないよ
消えたいよ
ねぇねぇねぇねぇ
Written by: Rin Yukimura