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PERFORMING ARTISTS
KEACH
KEACH
Performer
COMPOSITION & LYRICS
instantlife
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Lyrics
Kiichi Yamada
Kiichi Yamada
Composer

Lyrics

ひとりぼっちだった
 悲しみの意味はわかっていた
 悔しいので私はそれを 退屈と名付けた
 回っていく世界は たぶん
 あのきらびやかな回転木馬を
 外から見ている私の 心
 花束をもらった
 手紙をもらった
 なんの飾りもない 言葉をもらった
 回っていく世界が 瞬間
 またたきをして
 私を 見つめているような
 モーター音とボトルの冷たさ
 暗闇と冷蔵庫のあかり
 通りを車が走る音 エレベーターが動く音
 蛇口から水滴が落ちる音
 虫の声 風が吹く音 夜が更ける音
 身体と目蓋が重力に沈む
 イトシイ セイカツ
 せつない どうしようもない
 せつない どうしようもない
 過ぎてしまった昨日と
 まだ来ない明日を
 リュックサックに詰め込んだ
 今日の自分は
 疲れ果てて道端に座り込んだ君を
 やっと見つけた
 一日中、一緒にいた。
 朝 サラダを食べて コーヒーを飲んだ
 一日中 一緒にいた
 夜 サラダを食べて コーヒーを飲んだ
 一日中 一緒にいた
 二人で過ごす時間 幸せな日
 一緒にいたら ふたりで
 怖くて見られなかったものが はじめて見えたんだ
 でも一緒にいると ふたりの
 心の底からナイーブな何かが こぼれ落ちるんだ
 イトシイ セイカツ
 カレイドスコープの瞳で
 その泉の奥をのぞき込んだら
 とても小さい頃の私がいて
 その顔は 泣いているの
 不思議だね
 カレイドスコープの瞳で
 そのまま空を見上げたら
 雲ひとつない青空で
 私も 泣いているの
 不思議だね
 笑っていれば、いいのにね
 いつしか丘の上で夢をみていたら
 胸の上で握っていた左手の中に
 小さなコンペイトウができていた
 なめてみたら やっぱり それは甘かった
 「これで誰も本当のあたしを止められないよ」
 イトシイ セイカツ
 彼女はびっくりするかな
 ジャムチーズトーストを囓る平凡な朝
 彼女はなんて言うのかな
 僕の野望がもしわかったとしたら
 すこしは心を 開いてくれるのかな
 君が悔しくて怒っているとき
 僕は大声で笑っているだろう
 君が嬉しくて楽しい気持ちの時
 僕は大声で泣いているだろう
 それがどんなイタズラか
 すこしはわかってくれるのかな
 どっちつかずの不器用な笑顔
 いつの間にか手に入れた優しさのマニュアル
 まだ捨てられずにいる誰かからの手紙
 息苦しい今日を乗り越えるために
 帳尻合わせをしてる君
 悲しいときには それを
 退屈 と呼べばいいんだよ
 イトシイ  セイカツ
Written by: instantlife, 山田 喜一
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