Lyrics

[Verse 1]
かつて深窓の少女は無自覚モーション
痛い位に溢れた狂気を吸って
凄惨な修羅場で一糸も二糸も纏わず
熟れる 獲る 得る
[Verse 2]
煩悶 下賎の面から遥々 韜晦(とうかい)
外連 面被 備えた令嬢のvirgin
群衆は目をつ矢鱈矢鱈滅多ら
耽溺して選り択り抜く
[Verse 3]
先見の明は低迷だ
嘆願の甲斐なくhooligan
煽情が明滅 酩酊
奪って去って嗤う
[Verse 4]
今が生涯 最の底辺だって憂いたくなるよな
都合良く天網なんか存在しないやって
判明したのよ 隷従 隷従
はいはいこれが運命だって
吐き捨てる分からず屋
そこに愛は無い 愛は無いと 喚いていた
破られたベルベットロープ
[Verse 5]
宵 ふらふら嘆いて歩いていた
救いなど無いと解っていた
全てを悟ってしまいそうだった
御伽噺みたい だって 観客様は
さぞ楽しいでしょうね 五月蝿い
「熱が潰えるまで仕様がないから観ててやる」
[Verse 6]
制裁も毒牙も畏れぬ馬と鹿に
付ける薬餌は無い
[Verse 7]
爛々騒ぐ有象無象すり抜けて
淡々放つ言動
救いのない
渇いた眼には業火が咲いた
そうね さよなら
[Verse 8]
今が生涯 最の底辺だって憂いたくなるよな
都合良く天網なんか存在しないやって
判明したのよ 隷従 隷従
安全策は無い この地獄から
抜け出したいのさ
此処に愛は無い 愛は無いと 願っていた
少女は舞った
[Verse 9]
「仕様がない」ってもう一回ぐらい
言わせてやるよ なあ
卦体な衝動 見抜けないで
油断 クランベリーに溺れる
不埒なhooligan
はいはい何も問題ないわって 吐き捨てる少女が
故に愛は無い 愛は無いと
悟って歌う
断ち切るわベルベットロープ
[Verse 10]
戻らないベルベットロープ
Written by: 煮ル果実
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