Upcoming Concerts for Black Petrol
Credits
PERFORMING ARTISTS
Black Petrol
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Black Petrol
Composer
ONISAWA
Lyrics
SOMAOTA
Lyrics
Lyrics
昔から動物が好きだった何故だか
ボロい虫網持つ大きな背中
顔は思い出せない何故だか
これで17冊目のdiary
終わりにしようもう疲れたし
やけに短い小指左手
握るペンが意思持ち文字綴って
何一つとりこぼさぬ様に
願い記した膨大な個人史
何一つ決して忘れぬ様に
らせん構造まるで遺伝子
今気づく大事な事何一つ
この紙切れの上には無い
今気づくShelter代わり閉じこもる
そこに明かりは灯りゃしない
今日始める最後のDiary
明日以降のLIFEに必要ない
これで最後終わりの始まり
何故か震えて文字が書けない…
子供の頃軒下に入り影の形変わるの眺めてた
押し入れや畳の隙間狭いとこ好きでよく隠れてた
ボロい小さな平家かやぶきとうに死んだじいちゃんの形見
小学校通うまでずっと1人どこも行かず家で遊んでた
ある日聴いた母さんの泣き声、いや叫び声
軒下に反響 耳をつんざいたあの声 かき消されてく親父の怒号で
業者のミスで出来た土が剥き出しの半畳狭いスペース
出来合いのピンクの石膏ボード取り付けいつもは閉じられてた
キレた親父は母さん中に押し込め外から重しで塞いでた
俺は耐えられず下に潜るのやめて屋根裏で耳を塞いでた
数時間止まぬ声 声 鼓膜のもっと向こうへ向こうへ
流石に耐えかね忍び足で階下へ
重しを外そうとしたとこ見つかり母さんの代わりに俺が入れられた
日の当たらない冷えた土が嫌な湿り気を伝えた
やけに静か拍音こだまして、ここは狭すぎるよ早く出して
”助けて、助けて”も無駄だね、だからただ1人こう言い聞かせ
stay alone stay alone
we got stay alone
stay alone stay alone
stay alone stay alone
stay alone stay alone
we got stay alone
stay alone stay alone
その日親父は姿を消して2度と戻る事は無かった
荒れ果てた室内家計も破綻し母さんと2人
行く宛もないまま家を飛び出し必死で生きる道探し
食べ物が無いからゴミ箱を漁り 駅の階段踊り場囲まれる白い目
世間って冷たいね “あの親子匂いがきついね”
ごめんねごめんね私ね次第母さんの心も壊れて
気がつけば周り増えてく同じ目の少年少女 転々と公園倉庫
雨が降ればシャッターの下で親のいない子供たちと眠りにつき
そいつらといれば自然と気持ちが安らいだ事は覚えてる
何故かその後数年間の記憶は無く気づきゃ仲間達と路地の一角
盗みや詐欺俺の専門は危険な職業の斡旋行為
甘い言葉金ない奴に近づき ”良い仕事あるよ, 稼げるよ”
紹介料で俺は遊び回り幾つかの甘い恋もしたり
仲間がデカい盗みで捕まり共犯の疑いしょっ引かれた日
僅か2畳半トイレ板の窓独房の格子は冷たく音もなく
ふと覗いた鏡向こう側 親父の面影母さんと同じ目
狭い部屋1人紙とペン握り
日記始めた 5月15日 こう記した
stay alone stay alone
we got stay alone
stay alone stay alone
stay alone stay alone
stay alone stay alone
we got stay alone
stay alone stay alone
stay alone stay alone
I’m 21 もう狭い場所は嫌だ
扉閉めてうずくまるの何度目だ
逃げて来たんだ色んなものから
逃げてきたんだたくさん色んなものから
大して守るものも無いくせに
愛して欲しいが支配して
今読み返して鍵をかけたのは
俺の方 人に対して
信じて裏切られるのは痛いしね
恋人にすら隠して来たこんな過去
しがみつく程のものじゃ無いしね
だから今変える視点
もう 逃げるのはやめな辛いだけ
なあ 扉を開けな外に出よ
罪の償いは神に任せて
あらゆる後悔は水に流して
現実逃避のDiary
終わりにしようもう疲れたし
やけに熱持つ震える左手
握るペンは一体何を恐れてる
これで17冊目のDiary
殻を破り初めてMy life 生きる
手始めに明日親父に会いに行く
鍵を壊して今戦いに行く
なあ 扉を開けな
Written by: Black Petrol, ONISAWA, SOMAOTA