Lyrics

[Verse 1]
宵毎に冷たくなる 風が運ぶ白い吐息が
ため息と気付かぬよう 僕は僕を誤魔化した
去る毎に寂しくなる 心の靄にはもう慣れた
いくつかの出会いを越え いくつかの別れをする
[Verse 2]
なぜまた僕らは触れ合えてしまうんだろう
なぜまた僕らは笑い合えてしまうんだろう
[Verse 3]
花風が舞う 君を見てた 後ろ髪が 凩と揺れて
ああこのまま 雪になれば まだ 君の隣にいられる
花風が舞う 君を見てた 繋いだ手の温もりも消えて
このまま 春が来れば また君は僕を置いて咲くんだろう
[Verse 4]
明くる朝を指で数え 残されし日々を確かめてた
惑うことも哀しむことも そこに意味は無いと知る
過ぐ風が春を纏い 過る馬鹿な想いを溶かしていた
いくつかの出会いを超え いくつかの別れをする
[Verse 5]
それでも僕らは触れ合えてしまうんだろう
涙も弱さも見せないまま
[Verse 6]
花風が舞う 君を見てた 後ろ髪が 誰かに引かれて
ああこのまま 手を伸ばせば まだ君のものでいられるのに
[Verse 7]
散るために咲く 咲くために散る 繰り返す本能の輪を止めるに能わず
散る 咲くために行く 溢れ出す生命の声が木霊する季節に
僕はまた一寸の迷いを 見て見ぬふりをするばかり
取り止めのない思いのまま進めたのなら
[Verse 8]
花風が舞う あの日僕は 凛と立つその姿に見惚れて
ああこのまま 目を逸らせば また変わらない春が写る
[Verse 9]
花風が舞う 君を見てた 後ろ髪が 凩と揺れて
ああこのまま 雪になれば まだ 君の隣にいられる
花風が舞う 君を見てた 繋いだ手の温もりも消えて
このまま 春が来れば また君は僕を置いて咲くんだろう
[Verse 10]
春爛漫 夢はもうすぐ 春麗 終わりへと咲く
春爛漫 君はもうすぐ 春麗 始まりへ咲く
春爛漫 夢はもうすぐ 春麗 終わりへと咲く
春爛漫 このまま 君は君の為に咲くんだろう
Written by: 長谷川海
instagramSharePathic_arrow_out