Lyrics
[Verse 1]
地面ばかり見て歩いていた僕は
上の青さに気付かなくて
馬鹿みたいに 馬鹿みたいに 闇雲に探していた
[Verse 2]
白線の上に立って
流れる文字を追う
踏み出しそうになる足は
気付けば脆くも崩れて
[Verse 3]
微かに匂う 君の 君の声が
風になびいていた
[Verse 4]
湿気た顔をして生きている僕は
色の多さに気付けなくて
明暗さえも 明暗さえも分からなくなっていた
[Verse 5]
膝をつき座り込んで
流れた水は灰
ピントの合わない視界は
焼きついたように熱くて
[Verse 6]
久しく見上げた 君の 君の瞳は
滲んだ青だった
[Verse 7]
いつからだろう
辺りを見回す余裕すら
忘れてしまっていた
[Verse 8]
針のような形をしたまま
僕らは何かになろうとした
[Verse 9]
優しく笑った君が
手のひらに雪解けを
つつみこんでいた
[Verse 10]
僕には 僕には
それが唯一の救いだった
Written by: BCNO, yama