AlegriA

のたうつ程に求めるのなら

与えよう(与えよう)

絶望さえ糧にしてしまう

さぁ おいで

身も心までも差し出すなら

応えよう(応えよう)

悲劇も悦楽に呑まれる

余りにも赤裸々な劣情に浮かされ乍ら

(溶けていくようさ)

軈て痺れる様な瞬間だけを願い生きる

嗚呼 渇望する魂よ杯を掲げ(かざして)

壊れる程「歓喜の謌」を歌おう(歓喜の謌)

喝采では満ち足る筈もない疼き(満ち足りない)

賭ケルホド狂オシイ

慾の泥濘み溺れそれでも欲しいのだろう

(欲しいのだろう)

もがくたびに溢れてしまうのは

微笑み

時を重ね積み上げた総て代償に(代償に)

得るのは 姿なき幸福

心さえ剥き出しにされて伸ばしあった手が

(纏わりついて)

互いに隠していた秘密の場所に触れる

嗚呼 激情という言葉も及ばない刺激(及ばない)

感じたなら歓喜の声を上げよう(滾ってしまう)

分かり合うという術の最果ては(最果ては)

ここさ

賭ケルホド愛オシイ

二度とは抜け出せない(二度とは抜け出せない)

螺旋に縛られて(螺旋に縛られて)

Ede, bibe, lude, post mortem nulla voluptas

(Ede, bibe, lude, post mortem nulla voluptas)

命を感じよう

渇望する魂よ杯を掲げ(かざして)

壊れる程「歓喜の謌」を歌おう(歓喜の謌)

喝采では満ち足る筈もない疼き(満ち足りない)

どうしようもないないほどに欲しい もっと

(どうしようもない)

感情が引き裂かれ本能が開け(引き裂かれ)

心からの歓喜の声が響く(響いてしまう)

絶頂を分かち合うことこそが愛さ(分かち合う)

賭ケルホド愛オシイ