Paroles
なだらかに
なだらかに 道は続いた
ゆるやかに
ゆるやかに 季節は流れた
山鳴りを誘い
トンボが泣いた
気が付くと私は
独りあなたを探していた
体からこぼれる
熱は行き場さえ失くし
目隠して彷徨う
狂おしく
狂おしく うねりのまれて
残酷に
残酷に 道は終わった
三つ編みなびけば
数えた月日
片腕をもがれた
空は傷口を開けたまま
虫の音はかかとで
そっと真赤な息を吐いた
音もなく滲む星
幼い家族を
まぶたに焼いて
気が付くと私は
独りあなたを探していた
体からこぼれる
熱は行き場さえ失くし
片腕をもがれた
空は傷口を開けたまま
虫の音はかかとで
そっと真赤な息を吐いた
音もなく滲む星
Writer(s): Cocco
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