Wandaa

大人になりました。って言うのは時間の問題で

中身はね精神の方は別の話で

そんならなぁ僕は、まだ子供のまんまなんだ

心当たりも自覚もある

真夏の日差しに身がやられ

身体だけは だけは 変わっていく

忘れたい 忘れたい もう覚えていたくない

でもそれは 僕にとって 大事なもんなんだろう

捨てたい 捨てたい もう取っていたくない

でもそれが 貴方に逢えた代償だ

また歳とりました。 って言うのは案外窮屈で

世間体 気にしなきゃって 嫌だ 知らず知らずに

大事にしたいんだって 言っても

「好き」はほんのちょっと 嫌いの方が99

季節が変われば軋む身体にも慣れてきたけれど

よく聞くあの花が咲けば 想い切に 切に くたばる

年老う度 お祝いなんて

その日も誰かの命日だ

何日かに投げた祝福は

君を弔った生命と同等だ

君が死んでからそう思うよ

「おめでとう」なんて笑えないよな

忘れたい 忘れたい 美しくなんてない

ねえそれは 僕にとって 宝石なんかじゃない

捨てたい 捨てたい もう劣っていたくない

でもそれが 貴方と僕が出逢えたエヴィデンス

生きたい 死にたい もう悩んでいたくない

でもそれは 僕の人生の歩み方だ

伝えたい 「磨いて いつか輝けばいい」

でもそれが 僕に聴こえてないんだな

いつか気づく こんな酷い世界が続いても

ああそれが 貴方に逢えた代償だ