Lyrics
[Intro]
もしこの雨が上がっても
忘れずに歩いてくよ
最初のひとしずくに 顔上げた今日の僕を
[Verse 1]
透明な傘で作る ひとり分だけの世界 (遮って隠れた)
そっと逃げ込んでいた
[Verse 2]
ビニール越しの空から
こぼれ落ちる音響いて (弾けた合図)
滲む心へと溶けた
[Verse 3]
泣きじゃくっている この空といこう (アスファルト染めていく 溢れ出したスコール)
通り過ぎる時を 待つだけじゃなくて
僕は見つめていたいんだよ
無色でもそこにあるもの
[Chorus]
この雨が上がってく時
なにもなかったように
消えてく傘花みたいに心は
上手に折り畳めないから
過ぎ去ってしまう瞬間を
僕はあつめたいよ ああ ひとしずくを
[Verse 4]
とめどなく傘にすべり落ちる
雫が揺れて描いてく (模様)
風に震えては
ぐずついてる僕みたいな
くすんでる今日を映した
[Verse 5]
迷い続けるこの空といこう (曖昧に透ける色 眺めていたい)
ただよう雲だって 1秒先なんて
わからないままいくんだろう
不安で鈍く霞んでく 明日も
[Bridge]
もしこの雨が上がっても
忘れたくないから
たった今を書きとめておきたいんだ
この手じゃ届かない
あの空から点線の糸で
つなぐように届いた ひとしずく
[Chorus]
いまこの雨が上がってく
最後のひと粒が
小さく光って僕を映した
まだ道は乾かないだろう
潤んだ風を吸い込んだ
僕は連れていこう ああ ひとしずくを
Written by: hisakuni, 藤原優樹